杉村一樹騎手

東京競馬場で開催された「ワールドスーパージョッキーズシリーズ」。
たった1枠しかない地方代表は、荒尾の杉村一樹騎手でした。
杉村一樹騎手は、高知県出身の32歳。
中津競馬でデビューして、廃止後は荒尾競馬に移籍。
中津時代はリーディングをとることができませんでしたが、荒尾に移籍して7年目の2007年、初のリーディングを獲得。
ワールドスーパージョッキーズシリーズへの出場券をかけた、全国のリーディングジョックーの戦い、スーパージョッキートライアルに出場しました。
こととき、最終の第4戦を前に暫定1位。
ワールドスーパージョッキーズシリーズ出場が目前に迫っていました。
安全にポイントを加算することを考える場面ですが、杉村一樹騎手は攻めの姿勢を貫いて、自分から勝ちに行く積極的なレースをしたのです。
結果、惨敗してしまい、総合優勝は大逆転で高知の赤岡騎手が手にしました。
このとき赤岡騎手は、ワールドスーパージョッキーズシリーズで総合3位と大活躍。

その後2年間、荒尾リーディングを獲ることはできませんでしたが、2010年は3年ぶりに1位に返り咲き、2度目のスーパージョッキートライアル出場を果たしたのです。
舞台は盛岡と門別。
荒尾とはまったく違う乗り慣れないコースで、4戦2勝という成績で見事総合優勝に輝きました。
そして迎えたワールドスーパージョッキーズシリーズ当日は、エキストラで1レースからの騎乗。
中央では小倉しか騎手経験がなく、東京はもちろん初体験です。
総合結果は第6位。
さらなる飛躍が楽しみの騎手です。